動画の長さと視聴者維持率
Zen8の伊藤慎之助です。
今回はYoutubeにて最も重要な指標である視聴者維持率と動画の長さについて説明させていただきます。
Youtubeにアップした動画がいかに視聴者を引き込むかということは一番重要です。引き込む動画を作れば作るほど、視聴者はYoutube上で消費する時間が増えます。
さてこれをYouTube運営側の視点から見てどういうメリットがあるのか考えてみましょう。
引き込む動画すなわち平均視聴時間や総再生時間が長いほど、Youtubeは儲かります。なぜならば挟める広告が増えることでユーザーの購買促進に繋げることができるからです。
そう言った意味において、Youtubeは質の高いYoutubeチャンネルを好むということです。
質のいい動画とはどうやって判断するの?
さあ質のいい動画はどうやってYoutubeは判断するのでしょうか?
一人一人のチャンネルの動画をYoutubeはチェックしていくのでしょうか?
不可能ですよね。答えは具体的な数値から判断していきます。
それはYoutube内のAIが判断していくのです。
さて、この質の高いYouTubeチャンネルを作る上で大切なことがあります。
もう先述してしまいましたが、
・総再生時間
です。
平均視聴時間とは
平均的に1つの動画に対してどのくらい視聴されたのかを表す数値です。
例えば10分の動画で2人の人が動画を視聴したとして、1人が10分フルでみて、もう1人が6分みたとすると平均視聴時間は(10+6)/2=8分ということになります。
この指標には動画全体と個別の動画に対するグラフがあります。
総再生時間とは
その名の通り、どのくらいあなたのチャンネルで動画が再生されたかを表す数値です。
この数値が多ければ多いほど即ち需要があるということですので、YouTubeはあなたのチャンネルを優遇します。
総再生時間のグラフはこのようになっております。選択式となっており、選べます。
この2点を踏まえた上でいかに視聴者がYoutubeに釘付けで、平均視聴時間や総再生時間を伸ばせるのか考えてみましょう。
とにかく視聴者維持率を徹底的に意識しましょう
動画がどれぐらい視聴されているかを測る目安になります。 YouTube アナリティクスの [エンゲージメント] タブで、視聴者が動画をどれぐらい見続けたのかを確認できます。 また、視聴者がいつ視聴を停止したかもわかります。 視聴者がいつ視聴を停止したかを知ることにより、その理由を考察することができます。
Youtube公式
これはとにかく口を酸っぱくして言っておきたいです。最重要項目です。
「視聴者維持率」
アナリティクスの一番トップに視聴者維持率というチャートがあります。
このチャートがトップにあるということはYoutubeがこの指標を一番大切だよ。と言っていることにほかなりませんし、Youtube公式の視聴者維持率の説明欄にもご丁寧に分析方法まで乗っているくらいです。
とにかく、平均視聴時間や総再生時間をいち早く伸ばしたいのであればこの視聴者をいかに釘付けにするかという視聴者維持率に目を向けてパーセンテージをどんどん高めていきましょう。
ではどうやって視聴者維持率を高めるのですか?
さて、では総再生時間や平均視聴時間を伸ばしていくにはとにかく視聴者維持率がめちゃくちゃ大切だということをお伝えさせていただきました。
では、その肝心の視聴者維持率を高めていくためにはどのようなことに意識して取り組んでいけばよいのでしょうか?次のパートではその方法について説明させていただきます。
動画の長さと質はどちらが大切でしょう?
急な質問となって申し訳ありませんが、答えは質です。それはなぜなのか考えてみましょうか。
ではさらに質問しますと「視聴者が離れない動画とは長い動画を作ることでしょうか?視聴者が求める情報がふんだんに入っている質が高い動画を作ることでしょうか?」
ここまで掘り下げていくと答えは明白でしょう。
視聴者維持率の観点に立って考えると「視聴者が求める情報が詰め込まれた質の高い動画」です。
もちろん質が高くて長い動画であることは最強ですが、それを作るのは至極至難ですので質が高い動画をまずは作っていきましょう。
「いやでも、カメラ画質悪くて、酒に入り浸ってる動画も再生されてるじゃん」
とおっしゃる方のために。
答えは「動画の質です」
とにかくその方の発信には需要があるということです。また面白かったり引き込まれる動画というのは画質や音声が悪かろうが再生されます。
ある意味これは特殊ケースであると考えてもいいでしょう。
ではその質を高めるためには?
さてその質を高めるにはどうすればいいのでしょうか?
ここでは先ほどのケースは省きます。彼らのような立ち位置を目指すのは非常に戦略的に実行するか、人間性が面白いか、バックボーンや環境が特殊かなどのいずれかの場合です。
ここで説明するのはいわゆる特殊ケースを除いた質の高め方です。
・テロップなどを使ってユーティリティを高める
・BGMや効果音などを効果的に用いて飽きさせない編集を行う
・再生されそうな企画を練る
・画像挿入やエフェクトを効果的に挿入する
動画のジャンルは最優先事項の一つです
動画のジャンルを選択して専門化するということはとても大切です。あれもこれもという動画を出していると視聴者は、興味のないトピックに関しては全く反応しませんので一定の的に絞って配信していく必要があります。
また、ジャンルを決めても動画によって再生される視聴時間は異なります。
例えば、私が個人で運営しておりますクールフィットジャパンを例に挙げますが
・モチベーション系は1-2分
・ビログや大会系は10分-
と言ったようにフィットネスのジャンルを決めても動画によって適切な長さは異なります。
例えばモチベーション系の動画で10分とかは飽きられて見られません。ではどのようにそれらの動画の分数を決めていけば良いのでしょうか。
そちらに関しては次のポイントでお話しします。
PDCAを回す
Youtubeでは超高速でPDCAを回していきます。
それは動画一本にかける時間と制作し始めてからアップする時間までの時間が極端に短いからです。
これは1週間に1回動画をアップする場合を考えても、その期間に計画を練り、実行して、そのチェックをして、さらに次に生かすというサイクルを回していくということです。
これらを回して、チェックの部分でアナリティクス分析をすることで次回の動画の分数や内容を決めていくというものです。
私は個人の方には特にPを省いたDCAのみでさらにスピードを早めることを提唱しています。
もちろん綿密な計画を立てることも大切ですが、実際にYoutubeはアップしてみないとどのような動画が再生されるか分からないという側面もかかえています。
その意味において、より動画をアップすればするほどその可能性が高まるという意味でとにかく実行→分析→それをみて実行のサイクルをしていくことが重要だと考えています。
Pが必要ないというわけではなく、とても重要で、例えばこのチャンネルに対しては計画やプランを立てて取り組んでいます。
この判断は、複合的な要素から成り立っています。
まとめ
今回はどのようにYoutubeがあなたのチャンネルや動画をいい動画と判断をしていくのかということをお伝えさせていただいた上で、視聴者維持率がとても大切な指標であるということと、その視聴者維持率を高めるためにはどのように動画の質を高めていけばいいのかということについてお話させていただきました。